濃厚でしっかりした胡麻の味
練りごま
山田製油/京都府南丹市日吉町胡麻
2022年12月号掲載
本当においしいねりごまを作るたった一つの製法
口の中でとろけるなめらかさ、しっかりとしたごまの香り、ごまかしなしとほんものがモットーの山田製油が送り出す練りごま、その名も「ごまねりねり」だ。
持ち味の違うごまを別々にその日の状態や天候・気温を考慮しながらごまが一番おいしくなるタイミングで焙煎する。それを職人が味見をしながら最適な割合でブレンド。ここにマニュアルはない。これを特製の石臼で二回挽き。石臼で挽く工程でも、職人技が光る。焙煎と同様に、ブレンドした胡麻の状態と当日の天候・気温を見極めて、毎日石臼を調整するという。こうして作り上げられたねりごまは、「クリーミーさ」と「香り」、「甘み」を併せ持つ逸品に仕上がる。ちなみに石臼を使用することは、余分な熱が加わらず、ごまの香りと味をそこねないためだとか。
使い方も多様だ。ごま豆腐や和え物はもちろん、隠し味として味噌汁やカレーなどに使えばコクと旨みを引き出してくれる。しゃぶしゃぶや鍋のつけダレににしても間違いない。
本当においしい練りごまを作るたった一つの製法で作られたこだわりの逸品を、ぜひ味わってほしい。
持ち味の違うごまを別々にその日の状態や天候・気温を考慮しながらごまが一番おいしくなるタイミングで焙煎する。それを職人が味見をしながら最適な割合でブレンド。ここにマニュアルはない。これを特製の石臼で二回挽き。石臼で挽く工程でも、職人技が光る。焙煎と同様に、ブレンドした胡麻の状態と当日の天候・気温を見極めて、毎日石臼を調整するという。こうして作り上げられたねりごまは、「クリーミーさ」と「香り」、「甘み」を併せ持つ逸品に仕上がる。ちなみに石臼を使用することは、余分な熱が加わらず、ごまの香りと味をそこねないためだとか。
使い方も多様だ。ごま豆腐や和え物はもちろん、隠し味として味噌汁やカレーなどに使えばコクと旨みを引き出してくれる。しゃぶしゃぶや鍋のつけダレににしても間違いない。
本当においしい練りごまを作るたった一つの製法で作られたこだわりの逸品を、ぜひ味わってほしい。
Profile:山田製油
山田製油京都市に本社、南丹市に工場を置くごま油メーカー。1934年創業、ごま油や練りごま、炒り胡麻他各種胡麻製品の製造販売を行う。イタリアンテイストのごま料理が楽しめるレストラン「ピッコロモンド・ヤマダ」や、食の安全や環境に関心を高めるため、料理教室やワークショップ、カフェ、セレクトショップを行うgomacro Salon(ゴマクロサロン)なども運営している。